犬のしもやけに注意!

2019.01.07

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「雪やこんこ~♪」の歌い出しで始まる童謡『雪』にもあるように、犬は寒い中でも元気に遊びます。見ている私たちまで一緒にはしゃぎたくなりますよね。


ただし、遊んだ後はきちんとケアをしないと犬も人と同じく、しもやけを起こしてしまうことがあります。


犬のしもやけ、寒い環境に慣れていない子は要注意

しもやけとは、寒さによって血行が悪くなるために生じる炎症のことです。患部は腫れてジンジンとしたかゆみを伴いますが、これは血行が悪くなった血管が急に温まることによって血液が流れ、血管のまわりの神経を刺激するからです。


このかゆみ、人も我慢するのは大変ですが、犬はもっと我慢できません。気になってなめたりかじったりすることで余計に悪化させてしまうことも少なくありません。


犬の足は毛に覆われているので、しもやけに飼い主さんが気づかない場合があります。寒い環境に慣れていない犬や初めての冬を迎える子犬、暖かい土地が原産の犬などは特に気を付けましょう。


しもやけになりやすい場所は手だけじゃない

また、血管が細い耳もしもやけになりやすい部位です。耳が大きくて薄い犬種で起きやすいため、ミニチュアピンシャー、ビーグルなどは注意が必要です。


予防としては、散歩から帰ってきたら足や耳をタオルでしっかり拭いて、きちんと乾かすことです。ぬれたままにしておくと冷えてしまうだけでなく、細菌が繁殖して皮膚炎を起こしてしまうこともあります。


また、昼夜の寒暖差もしもやけの原因になりますので、寝床に毛布を入れるなどして暖かくしましょう。


寒い日が続きますが、愛犬と一緒に、元気に楽しく冬を越せるといいですね。


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