【ペットの寄生虫対策】涼しくてもフィラリア症の予防を

2018.10.23

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すっかり秋も深まってきました。夏の間は犬の飼い主の多くが蚊の媒介する感染症、フィラリアの予防薬を定期的に投与していたと思います。


しかし、10月に入って涼しくなり、「もう大丈夫」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、蚊がいなくなった後も、しばらく予防を心がけなければいけません。


蚊がいなくなってからも、約1ヶ月は投薬を

フィラリアとは、心臓に寄生する白くて細長い虫のことです。感染した犬を吸血した蚊の体内で増殖し、その蚊が健康な犬を吸血する際に幼虫が体内に入り込みます。


幼虫は皮下や筋肉で成長して血管を通り、最終的に心臓に寄生します。すると、心臓が正常に機能しなくなり、命に関わることもあるので注意しましょう。犬だけでなく、猫も感染することがあります。


予防薬として処方されている薬の多くは、体内で成長する幼虫を駆除し、心臓に寄生しないようにするものです。


薬を中止すると、幼虫が成長し、冬の間に心臓に寄生することがあります。蚊がいなくなってからも、約1ヶ月は薬を続けましょう。

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