ペットの予防シーズン到来!今年の予防は?

2017.04.11

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動物病院で今年の予防医療についての相談は、お済みですか?毎年4月から6月はペットの「予防シーズン」。大切なペットを病気から守るため、動物病院が一年間でもっとも忙しくなる時期です。


この時期の予防医療のひとつは狂犬病予防接種です。国内で犬を飼う場合、狂犬病予防法により年1度の予防接種が義務づけられています。接種時期は毎年4月から6月で、区市町村から各家庭にお知らせが届きます。届いていない場合は、未登録や住所変更が必要な可能性があるので、一度、区市町村の担当部署やかかりつけの動物病院に相談してください。


フィラリアはほぼ100%防げる病気

また、フィラリアという寄生虫による病気の予防を始める時期でもあります。蚊が媒介するので、住んでいる地域の蚊の発生時期に合わせて予防します。心臓や肺動脈に寄生し、心不全をはじめとしたさまざまな症状を起こす病気ですが、適切に予防すればほぼ100%発症を防げます。毎月の飲み薬が一般的ですが、注射薬や皮膚に垂らすタイプの薬もあります。動物病院で最適な方法を相談しましょう。


ちなみに、シーズン最初の投薬前には、既に感染していないか検査が必要です。感染している状態で薬を飲み始めると、重大な事故に繋がる可能性がありますので注意してください。


大切なペットを守る為に

病気の予防は、ペット自身はもちろん、家族や周りの動物を病気から守る大切な行為です。これからの時期は外出も増え、家族以外の人や動物と接触する機会も多くなります。ペットホテルなど公共施設の利用にも、狂犬病を含む予防接種やノミ・ダニ予防が必要なことがほとんどです。


予防シーズンは健診を受ける良い機会でもあります。ペットにも人にも安心な社会のために今年もしっかり予防をしましょう。


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