【ダックス、コーギーは要注意!】椎間板ヘルニアに関する8のこと

2017.04.07

椎間板ヘルニアは、生涯にわたってマヒが残る可能性がある危険な病気です。しかし、予防できる方法もあります。椎間板ヘルニアになりやすいミニチュア・ダックスフンドやウエルシュ・コーギーと一緒に暮らす方は必見です。


1.「鋭い痛み」や「下半身マヒ」が特徴

椎間板ヘルニアは「神経」の病気です。椎間板とは、背骨の間に挟まれた軟骨の板を指し、背骨にかかる衝撃を和らげるためのクッションの役割をしています。ところが、ある瞬間にこの椎間板が変形して中身が飛び出ると、近くを走る脊髄神経を圧迫し、鋭い痛みや、その部位から後ろ側(多くは下半身)のマヒを引き起こすのです。


2.肥満や激しい運動も原因に?

椎間板ヘルニアは、ソファーへの飛び乗りや、急な方向転換など、瞬間的に強い力が加わったときに発症します。特に気をつけたいのは、垂直方向の動き。ジャンプや階段の昇り降りは危険です。もちろん、太っているほど椎間板への負荷は大きくなるので注意しましょう。


3.「タテ抱き」はNG!

写真のような抱き方はNG!ワキをかかえるようにしてタテに抱っこする方法は、背中への負担が大きく、推奨されません。抱き上げたときに、地面と水平になるように、片方の腕でワンちゃんのお尻やお腹を支えてあげる方法が良いでしょう。


4.なぜ、ダックスたちは要注意なの?

椎間板ヘルニアにかかりやすい代表的な犬種は、ミニチュア・ダックスフンド、ウエルシュ・コーギーです。これらの犬種は「軟骨異栄養性犬種」といって、生まれつき軟骨がやや弱い犬種なのです。これを理解しておくことが、椎間板ヘルニアを防ぐひとつのキーになります。


5.最悪の場合、手術をしても…

発症した場合、マヒまではいかない軽度の場合には、鎮痛を中心としたお薬での治療を行います。しかし、重症の場合は手術が必要です。場合によっては、手術をしても生涯に渡り下半身マヒが残ることもあります。治療で重要なのは、軽度でも重度でも、ケージの中で徹底的に「安静」にすることです。


6.治療費は、年間およそ5万6千円

1頭あたりの平均年間診療費はおよそ5万6千円。手術が伴った場合には、およそ30万円と、経済的にも負担が大きい病気といえます。


7.突然、痛む背中

多くの椎間板ヘルニアは、突発的に発症します。突然、激しく鳴き始めるなど、痛みを訴えるようなサインが見られます。背中や首のあたりを、非常に痛がるのが特徴です。マヒが起こっている場合は、後ろ足が動かないため、ほふく前進のような移動をするようになります。


8.予防が一番! まずは、お家の環境を見直そう!

ソファーへ飛び乗らせない。それが難しければローソファを購入したり、DIYで犬用スロープを作っても良いかもしれません。階段の昇り降りも、抱っこしてあげるなどして、できるだけ避けるようにしましょう。もし、床がフローリングなら、爪をきちんと切り、滑り止めのワックスやカーペットをプラスしてみましょう。これだけで椎間板ヘルニアの予防になるだけでなく、ワンちゃんたちにとっても快適です。大切なワンちゃんが過ごしやすい環境作りを目指しましょう。

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