さまざまな哺乳類の指の構造

2018.05.07

5本指から、それぞれのどうぶつ種ごとに進化

人間は5本の長い指を巧みに使い、さまざまな動作をこなします。では、他の哺乳類はどのような指を持っているのでしょうか。


もっとも古い哺乳類とされる「アデロバシレウス」は、ネズミのような外見で5本指だったそうです。哺乳類は基本的に5本指構造なのですが、進化の過程で環境に応じて指の形を変えてきました。


例えば、馬や牛は捕食者から逃れ、大草原を早く走れるように5本指の一部を残し、残りを退化させ、ひづめの形にしました。馬は中指1本で、牛は中指と薬指2本で立っています。なんだか大変そうですよね。


クジラの手にあたる部分は胸びれです。外見は船のオールの先端のようですが、中には指の骨が残っています。泳ぎやすいように形を変えた結果です。


なかには6本指の犬種も

犬猫は基本的に前足5本指、後ろ足4本指です。前後とも5本指、4本指のケースもありますが、異常ではありません。特徴的なのが、親指にあたる狼爪=イラスト=の存在です。狼爪は他の指と違い地面に着きません。そのため適切なケアをしないと爪が伸びっぱなしになってしまいます。


5本以上の指を持つ犬もいます。ノルウェジアン・パフィン・ドッグという種類の犬は、崖に住む鳥の捕獲のため、岩によじ登りやすいように6本の指が並んで生えています。


それぞれの体の仕組みから、その誕生に思いをはせてみるのも、楽しいかもしれませんね。


コメント0

ADVERTISEMENT