犬猫の出べそは要注意? 意外に知らない、おへその話

2018.04.19

皆さんは犬や猫の「おへそ」を見たことはありますか?


一緒に暮らしていても、へそをじっと見たことある人は少ないかもしれませんね。犬や猫のへそは体毛に埋もれて目立たないため、中にはへそがないものと思っている方もいるようです。


犬や猫も、おなかの中では母親とへその緒で繋がっているので、へそはあります。まれに、すぐにへそが見つかる「出べそ」の状態になっている犬や猫がいますが、その場合は、ほとんどが「臍ヘルニア」になっていることが疑われます。


臍ヘルニアは、人間の新生児にもよく見られる傾向のひとつで、へそが丸く膨らんだ状態になります。成長過程でぴったり閉じるはずの腹筋に隙間があき、そこから脂肪や内臓が飛び出してしまうのです。


隙間が広いと、腸管が出てしまい、腸閉塞を起こすことがあります。重症化し、腸が壊死した症例もあるので注意が必要です。最初は小さかった膨らみが、どんどん大きくなって握りこぶしほどの大きさになることもあるので、経過観察を心がけてください。


子犬の場合は、生後半年ほどで自然に治る場合もありますが、治らない場合は避妊・去勢手術と同時に切除することが多いです。他にも、膨らみが大きかったり、赤く腫れたりしているときなど、症状によってはすぐに手術が必要となるケースもあります。


犬や猫のへそを見つけられない、という方は、あおむけに寝かせ、あばら骨を探してみてください。一番下のあばら骨から少し下がったところに、小さな長円形のへそが見つかると思います。毎日のコミュニケーションの中で、定期的にチェックしてくださいね。

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