【お家でカンタン!】ごはんのあげ方を工夫しよう

2018.02.06

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毎日、欠かすことのできないごはん。ごはんのあげ方を工夫するだけで、かかりにくくなる病気があるのです。


今日からカンタンにできる工夫をご紹介します! ぜひお試しを!


ごはんを食べているところ、見ていますか?

わが子がごはんを食べているところをじっくり見たことはありますか?


がっついて食べる子、ひと粒ひと粒食べる子、落ち着きがなくなかなか食べきらない子、いろいろな食べ方があって、それぞれの個性を見ることができますね。でも、食べ方によっては病気のリスクにつながる場合があるのです。


たとえば、ガツガツ食べたり、無理な姿勢で食べることで起きやすい「嘔吐」や「誤嚥性肺炎」。それに加えて、とくに大型犬では、胃が広がってねじれてしまう「胃拡張・胃捻転症候群」を起こしやすくなってしまうことも。


まずはわが子のごはんの食べ方を観察してみてください。どんな食べ方をしていますか?


①お皿の高さを変えてみよう!

ワンちゃんやネコちゃんがごはんを食べるとき、食器が低すぎて食べづらそうにしてはいませんか?


食器を直接、床に置くと、ごはんを食べるときに頭を下げる姿勢になるので、むせたり吐いたりしてしまうことも。からだの大きい子だけでなく、首を下げるのがつらそうな子には、食器を置く位置を少し高くしてあげると食べやすくなります。


まずは、おうちにある安定した台で高さを調整して、わが子に合う高さを確認してみましょう。


②気分はわんこそば!小分けしてあげよう!

大量のごはんを一度に食べたり、がっついて食べて、吐いてしまったという経験のある方もいらっしゃると思います。また、胸の深い大型犬では胃拡張・胃捻転症候群を起こすことがあります。


これらを予防するには、1回あたりの食事量を減らし、回数を増やして一日の量を与えるようにするのが理想です。回数を増やすのが難しい場合には、ごはんに、わんこそば方式を取り入れてみてはいかがでしょう?


1食分の量を少しずつ小分けにして与え、食べきったところでおかわりを入れてあげます。こうするとゆっくり食べられるので一気食いを防ぐことができます。


また、食後すぐに運動(ボール遊びや散歩)をすると、お腹の中で胃の位置も動いてしまい、胃捻転症候群を起こしやすくなるといわれています。お腹いっぱい食べた後は、きちんと食休みをさせてあげましょう。


③ついあげたくなっちゃうけれど…あげ過ぎ注意!

人間と同じように、どうぶつも肥満は万病の元。肥満はさまざまな病気を呼び込みます。ワンちゃんでは胆泥症や膵炎、ネコちゃんでは脂肪肝や糖尿病等があげられます。


わが子の体型維持は、飼い主さん次第です。食べる姿はかわいいけれど、ごはんやおやつを欲しがるだけ与えすぎてしまうのは厳禁です。与える量はきちんと計ってあげるようにしましょう。


ごはんの袋に書いてある量はあくまで目安。同じ体重でも、身体の筋肉と脂肪の割合、運動量や生活スタイルなどによって消費するカロリーは異なります。


わが子の体重や体型を確認しながら、適切な量を与えてあげてください。おやつをあげたらその分、ごはんの量は控えめにするよう心がけましょう。


【まとめ】小さな心がけが大事です

「きまった量をあげること」にだけ気をとられがちな毎日のごはん。お家にあるものでもできる工夫は、大きく3つです。


・お皿の位置を高くする
・1回量を小分けにしてあげる
・体重や体型を確認しながら、適切な量をあげる


可愛い食器台や、早食い防止の食器等を探してみるのも楽しいかもしれませんね。

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コメント2

神戸市在さん

食事の姿勢、一回の分量。とても参考になりました。
これからも 一行アドバイスを・・・

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プティさん

我が家はトイプードルと暮らしています。
一歳の遊びざかりです。
お食事の工夫は
¥100均のガーデニングコーナーの鉢スタンドに合わせて
プラ皿をのせています。
生後半年くらいからこのスタイルで口から首のラインが楽そうに見えます。

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