犬とのキスはほどほどに

2017.11.27

犬はとても表情豊かな動物です。人はその愛くるしい表情に夢中になり、いつも傍らにいてほしくて犬を飼うのかもしれませんね。


犬の愛情表現は、さまざまなパターンがあります。


  • 尻尾を激しく振る
  • 目を輝かせて見つめる
  • ジャンプをする
  • 口元や顔をぺろぺろなめる

特に口元をなめるしぐさは人の愛情表現であるキスと似ていますが、犬の場合は祖先であるオオカミの名残だといわれています。母オオカミは、自分がかみ砕いた食べ物を吐き戻して子オオカミに与えます。このとき、子オオカミは母オオカミの口元をなめておねだりをするのです。つまり、犬が口元をなめるしぐさは、母親の代わりである飼い主への「おねだり」のしぐさでもあるのです。


「大好き!」という表現でもありますが、おねだりという要素を考えると、許容し過ぎることはしつけの面ではあまりよくありません。


衛生面からも注意すべき点があります。犬の約75%は口の中にパスツレラという菌を保有しています。ほとんどの猫も保有している常駐菌のため、犬や猫に特有の症状が出ることはありません。


また、人に感染しても通常は症状を示すことはありませんが、乳幼児や免疫が低下している状態では、まれに口からの感染で気管支炎などを起こす場合があります。人との食器やスプーンの共有、口元をたくさんなめさせるなどの過度のスキンシップは避けた方がいいでしょう。


静かにしているときや飼い主の言うことをきちんと聞き入れたときにご褒美として、たくさんなでたり、褒めたりすることで飼い主の愛情はきちんと犬に伝わります。

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