全てのワンちゃんにちょうどいい”距離感”を。 ~動物愛護週間 啓発活動レポ~

by 編集部 2025.11.27

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アニコムには、有志社員による「PAW(Project Animal Welfare)」というプロジェクトチームがあります。
「どうぶつを幸せにしたい!」「殺処分ゼロを目指したい!」という想いから、動物愛護や動物福祉にかかわる活動をしています。

その一環として、2013年から埼玉県保健医療部生活衛生課の職員や「彩の国動物愛護推進員」(埼玉県で動物愛護活動を行うボランティア)の方々と、JR浦和駅で動物愛護週間の啓発活動を行っています。

第12回目となった今回のテーマは、「すべてのワンちゃんにちょうどいい距離感を~やさしさで広がるイエローリボン~」。

皆さんは「イエローリボン」をご存じでしょうか?
このリボンには、さまざまな思いや願いが込められています。
今回は、ワンちゃんとの“ちょうどいい距離感”について、イエローリボンを通して一緒に考えてみましょう。

やさしさのしるし、イエローリボン

お散歩中のワンちゃんが首輪やリードに黄色いリボンやバンダナをつけているのを見たことはありますか?
実はこのリボン、「ちょっと距離を取ってね」「そっと見守ってね」というメッセージが込められた思いやりのしるしなのです。

この活動は、2012年にスウェーデンで始まった**「The Yellow Dog Project(イエロードッグプロジェクト)」**に由来します。
オーストラリアなど一部地域では、以前から刺激に敏感なワンちゃんに黄色い目印をつける習慣があり、それを世界に広げたのがこのプロジェクトです。

どんな子がイエローリボンをつけているの?

リボンをつけている理由はワンちゃんによってさまざまです。
たとえば…

  • ちょっと怖がりな性格
  • 病気やケガで触れられると痛い
  • トレーニングに集中している
  • 他の犬や人にゆっくり慣れていきたい

そんな子たちが「今は少しそっとしてね」と伝えるための小さなメッセージ。
この小さな黄色いリボンには、「優しく見守ってくれてありがとう」という感謝の気持ちも込められています。

9月30日(火)にイベントを開催!

当日は天候にも恵まれ、多くの人でにぎわう浦和駅周辺でイエローリボンの啓発活動を行いました。
埼玉県のマスコット、「コバトン」「さいたまっち」も例年同様お手伝いに!
すっかり愛護イベントの常連として定着し、人気を集めていました。

お渡ししたノベルティは、イエローリボンの認知度を高めるだけでなく、実際にイエローリボンを活用してくださる方も増えるように、アニコム社員が心を込めて作成しました!

ポストカードには、ペットと暮らしている人もそうでない人も、みんなでワンちゃんにとっての”ちょうどいい距離感”を作り出していけるよう、イエローリボンを着ける理由や歴史、着けた子に出会ったときはどのようにしたらよいかなどを掲載しました。

アンケートを実施!イエローリボンの認知度調査!

ノベルティの配布に加え、「イエローリボンを知っているか」について街頭アンケートを実施しました。
ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!

質問:イエローリボンを知っていますか?

アンケートの結果、現在ペットと暮らしている人とそうでない人、ともに「イエローリボンを知らない」と答えた方が大半を占めることがわかりました。

「イエローリボンを知らない」と答えた方々にお話を伺うと、 “イエローリボンが必要となるようなワンちゃんがいること”は知っていても、「イエローリボン」という取り組み自体は知らなかったという声が多く聞かれました。説明をすると驚かれる方も多く、皆さんの関心の高さがうかがえました。

イエローリボンを見かけたら、どうするのが正解?

ここで最終確認のクイズです!
お散歩中に、黄色いリボンを着けたワンちゃんを見かけたら、あなたはどうしますか?

  1. 「わぁ~かわいい!」と駆け寄る
  2. 「イエローリボンだね!」と声をかける
  3. そっと距離を取る

正解はもちろん、3の「そっと距離を取る」です。

無理に近づかず、“ちょうどいい距離感”を保つことが、思いやりの第一歩。
そっと見守る優しさが、ワンちゃんと飼い主さん、そして社会全体の安心につながります。

“ちょうどいい距離感“を叶えるために

今回は、ノベルティの配布やアンケートを通して、受け取ってくださった方々と対話をしながら、イエローリボンについての啓発活動を行いました。多くの方が声をかけてくださり、その場で足を止めてポストカードに目を通すなど、活動に関心を寄せてくださいました。

しかし、日本ではまだまだ認知度が低いのも事実です。
イエローリボンは、「今は人や他のワンちゃんと距離を保ちたい」という、ワンちゃんと飼い主さんのサインです。一方で、“触れ合いが社会化につながる”ワンちゃんもいます。大切なのは、ワンちゃんそれぞれのサインに気づき、お互いが安心して過ごせるような環境を整えてあげること。

この記事が、ワンちゃんと暮らしている方にも、そうでない方にも「イエローリボン」や“ワンちゃんのちょうどいい距離感”の大切さについて、考えるきっかけになれば嬉しいです。

PAWでは、今後もより多くの方に動物愛護について関心を持っていただけるよう、さまざまな啓発活動を続けていきます。

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