by 編集部 2023.10.06
インターネットや書籍、SNS等でワンちゃんの手作りごはんに関する情報を目にする機会が増えました。実際、どのくらいの飼い主さんが手作りごはんをあげているの?どんなものをあげているの?と疑問に感じている方も多いのでは?
ということで、ご契約者向けアンケートサイト「ani voice」で、アンケートを実施しました!
手作りごはんの実施率はどのくらい?
ani voiceのアンケートにご回答くださった1,317名のワンちゃんの飼い主さんのうち、「手作りのごはんを与えたことがある」という飼い主さんは65%。なんと半数以上の飼い主さんが手作りごはんにチャレンジしているのですね!
そして現在も手作りごはんを継続中の飼い主さんは約40%!毎日手作りされている方もいれば、不定期で、またイベント時に、というご回答も多く見られました。
どんなごはんをあげているの?
手作りごはんといっても、そのタイプはさまざまで、完全に手作り派の方もいれば、市販のフードにトッピングをされている方、そして具材の形状に具材の種類、状態まで、まさに千差万別。今回、飼い主さんからレシピをたくさんご提供いただきましたが、飼い主さんたちの工夫とこだわり溢れるレシピに、とても驚かされました。そして何より、とっても美味しそうです!
なぜ手作りしているの?
では、手作りごはん経験者の皆さんは、なぜ手作りごはんをあげている(あげていた)のでしょうか?
現在も手作りごはんを継続中の方に最も多かった回答は「食いつきが良いから」でした。また継続中の方でも中断している方でも、半数以上の方が「どうぶつさんが喜ぶから」と回答されました。
ワンちゃんたちがごはんを美味しそうに、モリモリ食べてくれる様子が、ごはん作りをする飼い主さんたちの原動力なのですね。
手作りごはんのお悩みと心配は?
とはいえ、手作りごはんについては心配事もあるようです。手作りごはん継続中の方/中断中の方/未経験の方に、それぞれ心配事を伺ったところ、3グループ共通でトップとなったのは「栄養の偏り」でした。
市販のドッグフードは、AAFCOの栄養基準※等に沿って栄養のバランスを考えて作られています。一方、手作りごはんでは正確な栄養計算は難しいため、心配になる飼い主さんが多いのかもしれません。栄養バランスに問題がないかは、獣医師や専門家に相談したり、ワンちゃんの様子を見て判断する必要がありますね。
※AAFCOの栄養基準…AAFCO(全米飼料検査官協会)の分析試験による世界的に認められた小動物の栄養基準
まとめ
今回の調査で、多くの飼い主さんが手作りごはんにチャレンジされていることがわかりました。手作りごはんの理由として、「ワンちゃんの喜ぶ様子が見られる」という回答の多さ、そして写真やレシピから飼い主さんたちの溢れんばかりの愛情が伝わってきました。
食事は健康の源です。
アニコムでは、季節に応じた、あるいは自然に近い食材を与えるなどしてペットの腸内環境の多様性を高めることが、ペットの健康度を高めることにつながると考えています。さまざまな食材を取り入れることができる手作りごはんは、健康度を高める方法の一つです。
とはいえ、手作りごはんはハードルが高い…、ワンちゃんの身体に合うか心配…という方は、まずはトッピングから挑戦してみてはいかがでしょうか?
手作りごはんのレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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