【敬老の日】 愛犬がシニア期を迎えるにあたって

2017.09.18

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みなさんの愛犬は何歳でしょうか? 一般的には7歳を過ぎたらシニアと言われますが、人間でいうと44歳くらいです。「まだ若い」と思われる方も少なくないでしょう。


この時期は、やがて来るシニア期に備え、肥満予防が大切です。また、シニア期に多い体調の変化に早めに気づくよう日々の健康チェックを今まで以上に心掛けましょう。


外見の変化としては体形や被毛、姿勢の変化があります。行動の変化としては動きや食事、飲水、排泄、人や他の動物との関わり方、物や音への反応などに変化が見られます。


食事などの生活習慣を規則正しいものに見直しましょう。適度な刺激もとても大事です。年を取ると遊ばなくなると思われがちですが、家族で声を掛けて遊んでやりましょう。


10歳前後には、がんや心臓病、腎臓病などの高齢期の病気が多くなります。また、関節の疾患や歯周病も問題となりますので、年2回は動物病院で健康診断を受けさせましょう。


犬にも認知症があるとされ、行動が変化する犬もいます。時間や場所が分からない→家族との関わり方が変わる→昼夜が逆転する→今までできていたしつけを忘れる→目的のない行動が増える――などです。


このような症状が見られたら、かかりつけの獣医師に相談しましょう。飼い主は十分な知識を持ち、いずれは来るシニア期に備えましょう。

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