毛ヅヤはワンちゃんの健康状態の指標のひとつ。実は、食べているごはんに影響されることもあるのです。

「最近ちょっと、うちの子の毛ヅヤがイマイチ。前まではつやつやピカピカだったのに…。トリミングもブラッシングも欠かしていないし、他にできることってあるのかな！？」

そんな飼い主さんにこそ試してほしい、お助けトッピングレシピを管理栄養士が3つご紹介します！

A．バランスのとれたタンパク質を！　鶏ささみと卵そぼろ

【ポイント】
毛ヅヤつやつやに向けては、毛の材料となる良質なタンパク質が不可欠！「良質なタンパク質」とは、アミノ酸がバランスよく含まれるタンパク質のことです。鶏ささみと卵で良質なタンパク質をしっかり補給しましょう！

【こんなワンちゃんにオススメ！】
少量でもバランスのとれたタンパク質が補給できるので、少食なワンちゃんにもあげやすい！

【食材】

• ・鶏ささみ・・・1本
  ・卵・・・1個
  ・パセリ・・・適量
  ※129kcal／食材あたり

【作り方】（料理時間：15分）

• 1. ささみを茹でほぐす。卵は火を通し、そぼろ状にする。
  2. ほぐしたささみとそぼろ状にした卵を和え、パセリを適量散らす。
  3. ワンちゃんの大きさに合わせて、フードにトッピングし、パセリを適量散らす。

【トッピングの目安】
1食のカロリーの10％⇒1日2食とした時、5kgの犬の場合・・・・ドッグフードに約10g載せる。

【豆知識】
良質なタンパク質が含まれる食材：豚肉・レバー・羊肉・アジ・カツオ　など

B．脂質で潤いを！　すりごまとごま油のいり豆腐

【ポイント】
毛の潤いを守るのが多価不飽和脂肪酸のひとつであるリノール酸（ω-6）です。豆腐、ごま、ごま油はリノール酸が多く含まれる食材です。多価不飽和脂肪酸は、体脂肪になりにくく、血中の中性脂肪やコレステロールを調整するため、健康にいいと言われています。ただし摂り過ぎにはご注意を！

【こんなワンちゃんにオススメ！】
食物繊維が少ないため、消化に負担がかかりにくいです。手作りごはん初心者のワンちゃんに。

【食材】

• ・豆腐・・・100g
  ・にんじん・・・10g
  ・すりごま（黒）・・・小さじ1
  ・ごま油・・・小さじ1
  ※198kcal／食材あたり

【作り方】（料理時間：15分）

• 1. にんじんはみじん切りにし、フライパンで軽く炒める。
  2. 豆腐を加え、簡単にほぐし、水気がなくなるまで炒める。
  3. 2をボールに移し、すりごまとごま油を和える。
  4. ワンちゃんの大きさに合わせて、フードにトッピングする。

【トッピングの目安】
1食のカロリーの10％⇒1日2食とした時、5kgの犬の場合・・・・ドッグフードに約8g載せる（小さじ1杯半程度）。

【豆知識】
良質な脂質が含まれる食材：ひまわり油・なたね油・とうもろこし油・くるみ・アーモンド　など

C．新鮮なビタミン・ミネラルを！　ツナと野菜とめかぶの和え物

【ポイント】
身体に取り込んだ栄養素を、毛に作りかえるために必要なのがビタミン・ミネラルです。ミニトマト、オクラ、めかぶには豊富なビタミン・ミネラルが含まれています。しっかり補って、つやつやな毛を目指しましょう。

【こんなワンちゃんにオススメ！】
低カロリーで、ダイエット中のワンちゃんでも安心！！

【食材】

• ・水煮ツナ缶（食塩無添加）・・・1缶(70g)
  ・ミニトマト・・・1個
  ・オクラ・・・1本
  ・めかぶ（味付けなし）・・・10g
  ※59kcal／食材あたり

【作り方】（料理時間：10分）

• 1. ツナ缶は水気を切り、ボールにあける。
  2. オクラは茹で、ミニトマト、めかぶと共に細かく切る。
  3. ツナ、2を和える。
  4. ワンちゃんの大きさに合わせて、フードにトッピングする。

【トッピングの目安】
1食のカロリーの10％⇒1日2食とした時、5kgの犬の場合・・・・ドッグフードに約20g載せる。

【豆知識】
ビタミン・ミネラルが含まれる食材：ひじき・わかめ・卵・ほうれん草・かぼちゃ　など

※手作り食はお早めにお召し上がりください。
※持病がある場合は、かかりつけの先生にご相談ください。
※初めての食材の場合、少しづつ試してみてください。胃腸が刺激され、消化器の症状が出ることがあります。
※1食すべてではなく、ドッグフードに載せるトッピングとしてご使用ください。

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100頭チャレンジ開催中！！ 試してみたワンちゃんの食い付きの良さ、感想、気づいたことなどコメント欄で教えてください！！