正しいシャンプーのススメ
2017.07.27
美のためだけでなく、健康のために正しいシャンプーを
犬も日々の生活で体が汚れます。正しいシャンプーで皮膚の健康を保てますが、間違ったシャンプーだと、逆に皮膚トラブルを招いてしまうことがあります。
犬の皮膚の表面を守る角質細胞は人の約3分の1の厚さしかなくて皮膚が弱く、皮膚病になりやすい動物です。特に、夏場は皮脂の分泌も増え、皮膚や被毛が蒸れやすく細菌が増殖しやすいため、一年でもっとも皮膚のトラブルが増える季節です。正しいシャンプーで愛犬の皮膚を健やかに保つように心掛けましょう。
皮膚の状態や犬種などによって個体差がありますが、シャンプーの回数の目安は月1~3回です。過度なシャンプーは、皮膚を保護する役割もある皮脂を取り過ぎてしまう場合があり、また、皮膚の構造やpH(水素イオン指数)は人とは異なるため、犬用のシャンプーを使いましょう。
皮膚病などの持病がある場合、回数や種類について獣医師と相談するといいでしょう。
正しいシャンプーをするためのポイント
- シャンプーの前にしっかりと余分な被毛をブラッシングで抜き去り、ぬるま湯でしっかりぬらすことで、シャンプーが皮膚まで行き渡り、汚れをしっかり取ることができます。
- すすぎをしっかりしてください。シャンプー剤が皮膚に残ると皮膚炎などの原因となります。
- すすぎの後は被毛をしっかり乾かします。生乾きの状態だと細菌が繁殖しやすくなるからです。
- ドライヤーの前にしっかりとタオルドライすると手早く乾かせます。
- シャンプーが苦手な犬も多いですが、飼い主からたくさん褒められることで克服できるでしょう。
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