【子犬に多発!】「それ胃腸炎かも?」な6つのサイン

2017.06.15

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お迎え直後のワンちゃんの保険金請求のうち、実に25%が「胃腸炎」。しかも、そのうち4頭に1頭は、6ヶ月以内に再発しています。今回は、胃腸炎でよくみられるサインについてご案内します。


1.ごはんを残す(食欲低下サイン)

胃腸炎の症状として、食欲が低下する子もいます。「お腹の調子が悪い」と話すことができない分、異変のサインを読み取ってあげてください。


2.うんちが掴めないほど軟らかい(下痢サイン)

正常な子犬のうんちは少し軟らかめです。でも、掴めないほど軟らかいなら、それは「下痢」かもしれません。うんちを片付ける時に注意して確認してみましょう。


3.よだれを垂らしている(吐き気サイン)

気持ちが悪く吐き気をもよおすと、よだれを垂らすことがあります。初期の胃腸炎では、嘔吐は無くても、吐き気だけが見られる場合もあります。


4.食べたはずのフードが散乱(嘔吐サイン)

もしかすると、消化できないまま吐いた跡かもしれません。単に急激に食べ過ぎた可能性もありますが、胃腸炎が隠れている可能性があります。


5.丸くなったまま動こうとしない(腹痛サイン)

お腹が痛いとき、丸くなったまま動こうとしないなどの素振りを見せることがあります。他にも、お腹を触ろうとすると硬く力を入れているなどが見られたら、腹痛のサインかもしれません。


6.うんちの中に白い点?(感染症サイン)

よく見ると寄生虫かもしれません。実は、お腹の中に寄生虫がいることもあります。顕微鏡で見なければわからない寄生虫も多いため、胃腸炎の症状が長引く場合には、うんちを持って病院に行き検査をしてもらいましょう。


対策1:フードのあげかたに気をつけよう

おうちに迎えて1~2ヶ月が経った頃にフードを変更するご家庭も多いと思いますが、急に変更すると胃腸に負担がかかります。以前のフードと混ぜながら、1~2週間かけてじっくり変えていくと良いでしょう。また、ふやかすのを止める場合も、徐々にお湯の量を減らすなどの工夫をしてみましょう。


対策2:拾い食いに注意しよう

お散歩デビューを果たし、外の刺激がうれしくてたまらない時期のワンちゃんは、好奇心が旺盛なため、落ちているものを口にすることもしばしば。お散歩中も十分注意してください。


対策3:ストレスをなくそう

精神的なストレスも胃腸炎のきっかけになります。花火や雷などの大きな音、他人との過度な触れ合い、他のワンちゃんとの遭遇、長時間のお留守番、慣れないドライブなどなど、子犬にとっては、大きなストレスになるかもしれません。慣れないことをする場合にはこまめに休憩を入れるなど、ストレスを軽減してあげましょう。


ワンちゃんは体の不調を話すことができません。その代わりに、体で「不調」のサインを出してくれています。何よりも大切なことは、飼い主さんがその「不調」のサインに気づいてあげること。日頃の様子をしっかり見て、ワンちゃんからのサインをキャッチしてあげましょう。

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