大人が示そう 子供と犬との良い関係

2017.06.16

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犬を飼い始めるきっかけとして、子供に「犬が欲しい」とねだられたから、という方もいるでしょう。子供が成長する過程で、動物と触れ合い、共に生活することは情緒の発達などに多くの良い影響をもたらすといわれています。


しかし、子供と犬は自然に仲良くなるもの、と思うのは間違いです。子供は放っておくと加減することなく乱暴に扱ったり、大声を上げて追い回したり、犬をとても驚かせてしまうことがあります。実際、恐怖のあまり、犬が子供を攻撃してしまう事故も起こっています。


犬との適切な接し方を大人が示し、子供に教えていきましょう。上手にできたら、「よくできたね、ワンちゃんも喜んでいるよ」と子供を褒めることも大切です。


犬がストレスを感じたときのため、子供と離れて避難できる場所を確保することも重要です。避難場所にいるとき、眠っているとき、ご飯を食べているときは、邪魔をせず、静かにそっとしておくように約束させましょう。


子供は大人のまねをしたがるもの。まねっこゲームに誘い込むことで、楽しくルールを教えていけるといいでしょう。


また、子供が約束を守れそうな範囲で、犬のお世話をひとつ担当させるのもいいでしょう。お仕事を任せたら大人は基本、見ないふり。でも、同じ部屋にいて、そっと見守ることは忘れないでください。


子供と犬との良い関係は大人の適切なサポートから始まります。人も犬も大切な家族の一員です。お互いにルールを守って、楽しい毎日を過ごしましょう。

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コメント1

daichiさん

ペットが先にいて、後から子どもが産まれた場合、どうしたらお互いすんなりと受け入れてくれますか?
我が家の場合、感染症などが怖かったので半年間別々の部屋で過ごさせて、子どもが1歳くらいから触れ合わせるようにしたのですが、猫は未だに子どもを嫌ってあまり近づいてきません。

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