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<!-- 【動画あり!】 -->「わたし、犬と話せます♡」は、単なるぶりっ子で済まされるのか。

どうぶつニュース

「わたし、犬と話せます♡」は、単なるぶりっ子で済まされるのか。

この写真、同僚が集まる女子会LINEで送られてきたのですが、この他愛もない写真がもとで、一大論争を巻き起こしました。きっかけは、本人の「わたし、犬のヒナトと話せるんだよ!」の一言。いや、ぶりっ子か!そう思った私は冷めたスタンプひとつであしらってやりましたが、意外や意外「だよねー!私も♡」と同調意見が多いのです。確かに、私は犬を飼ったことはないけども、犬と会話は無理でしょ。なに言っちゃってるのよ。良いのよ。そうやって天然ぶって合コンでモテてればいいじゃない。どうせわたしは・・・・いや、待てよ。こんなぶりっ子女子たちを、「ぎゃふん!」と言わせてやろうじゃないですか。幸い、アニコムにはどうぶつ飼育者が多い。ふふ。いっそ、検証して目にモノ見せてやりますよ。


犬と会話できる!という「おかしな人」の割合、調べてみた。

まず、はじめに「この手のぶりっ子はマイノリティである」という事実を突きつけるため、犬を飼っているアニコム社員199名に「犬と会話できますか?」というアンケートを行いました。結果、87.5%の人が「できる」と答えました。はい。って、え!? しかも、「犬も人間の言葉を理解している」が、34%もいるじゃないですか!!逆に、私がマイノリティであるという事実を突きつけられました。。。ただし、リケジョの私はこう思いました。「単にどうぶつ好きによるアンケート結果であり、サンプルにバイアスがかかりすぎている。よって、この結果が犬と会話ができるという証明にはならない。」


いや、会話どころではなかった!

次に、先人の知恵を借りるべく、論文を探すことにしました。ふむふむ。ある研究(※)では、犬の脳も人間と似た方法で情報を処理しているとのこと。この実験では、犬に対して、言い方や口調を変えて「ほめ言葉」を聞かせたところ、左半球の脳が「単語」に、右半球は「イントネーション」に反応していたそうです。また、ほめ言葉の口調では、脳の報酬領域(褒められた時に快の感覚を与える脳の領域)の活発性に変化がありました。つまり人の口調に現れる感情さえ、読み取っているということです。いや、これ、もはや会話どころじゃない!
※出典元:「サイエンス」:Your dog understands more than you think


むしろ、言葉がなくても通じ合っているレベル

どうやら、共通の言葉を通して話すことはできなくても、犬は人間が発する言葉の意味、さらにはその言葉に込められた気持ちまで感じ取っているようです。つまり、意思疎通としての会話は、十分「できているっぽい」ということだったのです。


そっち側に入りたい!

「犬と会話できる」はぶりっ子のたわごとだ!をリケジョ的に証明しようとしましたが、結果、私こそ「心なき陰湿なリケジョ」であることが証明された形になりました。でもね、ほんとのことを言うと、私もそっち側に入りたい。イケメンに「わたし、犬と話せます♡」って上目遣いで言いたい。っていうか、普通に犬飼って、お話ししたい。
さて、ところであのLINEグループでは、新たに論争が巻き起こっています。もちろん、レジスタンスはこの私。その論旨は「猫は、自由気ままであり、会話なんて絶対不可能」です。