うさぎと暮らす前に知っておきたい!後編~用意するものは?ご飯は?トイレは?~

by アニコム うさぎチーム 2019.04.16

前回の記事では、うさぎの種類や生態などについて詳しくご紹介しました。今回は、実際にうさぎをお家にお迎えする前にしなければならないことや、用意するべきもの、基本的な飼育方法などについてご紹介します。


うさぎが住みやすい環境作りをしよう

  • うさぎが住みやすいと感じる温度は?
    うさぎが住みやすい温度は、18℃~24℃といわれています。うさぎは、寒すぎる場所や、暑すぎる場所が苦手な動物。適切な温度管理が必要なので、エアコンで常に温度をキープしてあげましょう。また、湿度は40~60%をキープしてあげましょう。


  • ケージの設置場所
    うさぎとのコミュニケーションをとるためにも、リビングや、よく使う部屋などにケージを置いてあげましょう。人が常にいる場所にケージを置いてあげると、人に慣れるのも早くなり、遊ぶ時間も作りやすくなります。


    ケージを置く場所は、出入口が近い場所は避け、うさぎが落ち着いて過ごせるような場所を選んであげてください。また、うさぎが触れると危険なストーブやガラスなどの壊れやすいものを置かないようにしましょう。観葉植物や紙類なども飲み込むと危険なのでご注意を。


  • 日当たり・風通し
    もともとうさぎは、穴の中で生活をしていたので、直射日光は苦手です。日差しが強く当たるところは避けてあげましょう。また、うさぎは湿気も苦手なので、風通しのいい場所にケージを置いてあげてください。


    昼間でも外から適度な太陽の光が入るようにしてあげることで、毎日の生活リズムが整います。


うさぎが家に来る前に必ず用意しなければならないもの

ペットショップやブリーダーさんのところで、お迎えするうさぎを決めたら、飼育用品を揃え、飼育環境を整えてから自宅に迎えましょう。


では、実際にどのような飼育用品を揃えたらいいか? 特徴なども含めてご紹介します。

  • ケージ
    うさぎは、犬や猫と違って1日のほとんどをケージの中で過ごします。ですから、ケージは、うさぎにとって快適で、安心な空間にしてあげることがとても重要。ケージを購入する際に気を付けてほしいポイントをご紹介します。


    1. お掃除しやすい仕組み
      うさぎも、トイレの場所を覚えることができます。とはいえ、必ずしもいつもトイレでしてくれるとは限りません。特に男の子は、スプレーをすることもあるので、引き出し式のトレイがついているものがおすすめです。特に夏場は、嫌な臭いがすることもあるので、掃除のしやすさを重視するといいでしょう。


    2. キャスター付き

      うさぎは、おしっこやうんちを飛ばしたり、牧草を散らかしたりすることがあります。そんなときに便利なのはキャスター付きのケージです。お掃除がしやすいのはもちろんのこと、季節や温度に合わせて過ごしやすい場所にケージごと移動させることもできます。


    3. 扉が2つあること

      1つ目は、ケージの側面に扉がついていること。こちらはうさぎが自分自身で出入りするときに使う扉です。2つ目は、ケージの中をお掃除したり、うさぎを抱っこするときに利用する大きな扉。犬・猫用のケージで、同じつくりのものもありますが、網の大きさや、お掃除のしやすさなどを考慮すると、使用するのはおすすめしません。


    4. 床材がしっかりとしていること

      1日のほとんどをケージの中で過ごすうさぎにとって、床材の素材はかなり重要。うさぎの足の裏は意外にデリケートで、固すぎる床材で生活をしているとタコができてしまうことも。とはいえ、ふわふわの毛布などを敷き詰めるのはNG。うさぎはおしっこの場所は覚えても、うんちの場所は覚えないので毛布がうんちだらけになってしまいます。うんちが下にしっかりと落ちて清潔に過ごせるように、一部に牧草マットを敷くなどして工夫をしましょう。


  • 食器
    いたずら好きなうさぎは、固定式のフード入れを使用しないと、お皿をひっくり返すことがあるので、ケージに固定できるタイプのフード入れがおすすめです。


    いたずらをせず、おとなしくフードを食べることができるうさぎであれば、陶器製のお皿を選ぶといいでしょう。どちらも、うさぎがかじってしまわないような素材でできていることを確かめましょう。


  • 水入れ
    犬や猫のように、お皿に水をいれてあげるのはNG。もともとうさぎは穴の中で暮らしている生き物ですから、水に濡れること自体が苦手です。とはいえ、お水を飲むことは必要不可欠ですのでケージに固定する給水ボトルをおすすめします。


    お皿であげると、うさぎのうんちや毛が入って不衛生な状態が続きますので、ボトルタイプでいつでも清潔なお水を飲めるようにしてあげてください。


  • 牧草入れ
    うさぎの健康を守るために必要な栄養素である牧草。フードは時間を決めてあげますが、牧草は1日中食べることができるようにしておきましょう。そのため、ケージの広さなどに応じて牧草入れを選びましょう。


    陶器製…安定感があるので、ずれたり、かじられたりしない。
    プラスチック製…お手入れがしやすく、軽いので牧草の補充などもしやすい。
    木製…うさぎがいつでもかじることができ、うさぎの歯の伸びすぎやストレスを軽減することができます。


  • かじり木や牧草でできたおもちゃ
    うさぎは歯が伸び続けますので、かじり木や牧草でできたおもちゃなどを噛むことで、歯を適切な長さに保てるほか、ストレス解消にもつながります。塗料などを使っていないものを選ぶとよいでしょう。


■必要に応じて用意した方がいいもの

  • ヒーター、ひんやりマット
    うさぎは体温調節が苦手なため、真夏と真冬には特に対策が必要です。常に冷暖房をつけておきつつ、夏にはうさぎがさらに体温を下げることができる動物用のアルミや、大理石でできたひんやりマットをおくのがおすすめ。つるつるとした質感で、電気を使わなくても冷たい状態が保たれます。犬猫用のジェル状のマットなどもありますが、うさぎがカジカジしてしまい、誤飲の恐れがありますのでおすすめしません。


    冬は、うさぎ専用のヒーターを使いましょう。どちらも設置するときに注意しなければならないのは、ひんやりマットやヒーターが敷かれていない、寒さ・熱さから逃げられる場所を作ってあげることです。


  • 巣箱
    うさぎは本来、巣穴の中で生活をしている動物なので、全身が隠れるくらいの大きさの箱があると安心します。もちろん性格によって、日中ずっと穴の中にいるうさぎもいます(ちなみに、筆者の家にいるうさぎはめったに入りません)。


  • ハーネス
    うさぎをお外で遊ばせるときにはハーネスを必ずつけましょう。うさぎは、大きな音を聞いたときや、いつもとは違う臭いを嗅いだときに驚いてダッシュしてしまうことがあります。お家ではのんびり屋さんでも、外に出た瞬間に走り出してしまうこともあるので、必ずハーネスを付けましょう。


    ハーネスは、着心地が良い柔らかいものを選んで、身体にしっかりとフィットするサイズにしてあげます。


    個体差はありますが、服を着ることに慣れていないと初めは嫌がる可能性があります。外出時に使う前に、お家の中でハーネスを付けて遊ばせるなどして、着心地に慣れさせてあげることが大切です。


うさぎがお家にやってきたら?

  • 食事、おやつ
    うさぎの食べ物というと、みなさん共通してイメージするのはニンジンですよね。もちろんニンジンが大好きなうさぎもいますが、野菜のあげすぎには注意してください。また、農薬を使用している野菜が多いので、しっかりと洗って水気を切ることが大切です。


    基本的には、うさぎにはペレットと牧草をあげます。ペレットは、牧草を主な原料として栄養バランスを考えて作られています。たとえば、年齢に合わせて成分がバランスよく構成されているものから、毛が短いうさぎ用、毛の長いうさぎ用などニーズに合わせてさまざまな種類のペレットが販売されています。


    いろいろなペレットを試すのも良いですが、うさぎにも好みがあるようで、味の異なるペレットをあげると食べなかったり、途中で食べるのを嫌がることも。どうしても、他のペレットに変えたい場合には、もともとあげていたペレットに少しずつ新しいペレットを混ぜながら味に慣れさせていってください。


  • トイレ
    うさぎはトイレを覚えない!……小学校でうさぎを飼育していたという経験がある方はそうイメージしている方が多いのではないでしょうか。


    結論から言えばうさぎは教えればちゃんとトイレを覚えてくれます。ですが、大人になったうさぎにトイレを覚えさせるのは難しく、小さい頃から教えてあげることがポイントです。


    大切なのはお家にお迎えした日。家についたらまず、おしっこの臭いがするティッシュなどをケージの中のトイレに入れておきましょう。うさぎは、自分の臭いがするところでおしっこをする習性がありますから、安心しておしっこをすることができます。


    もちろんうさぎによって、覚えられない子もいます。トイレのしつけは長期的に行い、もしも間違った場所におしっこをした場合には、ペット用の消臭スプレーなどを使用して、臭いを消してください。また、トイレが正しくできたら、「よくできたね~」とほめてあげることも忘れずに。


  • コミュニケーション
    犬のように、お手やお座りなどはできませんが、うさぎとコミュニケーションをとることはもちろん可能! うさぎの感情は、怒ったり、寂しがったり、喜んだりと、とっても豊かなのです。


    特に、飼い主さんがお出かけから帰ってきたときに「遊んで~!」とアピールしてくる姿は本当にかわいいものです。


    何度も名前を呼んであげていれば、呼びかけると振り返ってくれたりしますよ。


★番外編★うさんぽについて

うさぎライフを夢見る方なら、誰もが一度は憧れる「うさんぽ」。ですが、犬の散歩とは異なる部分がたくさんあります。生後5~6ヶ月を過ぎたころから、うさんぽにチャレンジしてみましょう。

  1. ハーネスは家の中で慣らしておくこと
    ハーネスを購入したら、まずは家の中でハーネスを付けてうさんぽの練習をしましょう。ちなみに筆者は、わが子のハーネスに出会うまで3本のハーネスを試しました。実際にハーネスを付けてみると、着心地が悪いのか嫌がってハーネスをかじってしまったり、骨格とうまく合わなかったりなど、いろいろな問題が出てきます。


    うさぎの専門店などに行くと、種類に合ったハーネスがたくさん販売されていますので、お店の人にサイズや使い心地を聞きながら選ぶことをおすすめします。


  2. うさんぽをする場所まではキャリーで移動!
    犬の散歩と明らかに異なるのは、この部分。犬は玄関から出てすぐ散歩を開始しますが、うさぎの場合は室内でハーネスをとりつけて、そのままキャリーに入れてあげます。そして、目的地に着いたらゆっくりとキャリーの扉を開けて、うさぎ自身が自分から出てくるのを待ちましょう。


  3. 草むらには入らない!
    うさぎは、草むらが大好きなのですが、草むらにはうさぎの身体を狙う寄生虫やノミ、ダニがたくさんいます。できるだけしっかりと整備された芝生や土の上で遊ぶようにしましょう。


まとめ

いかがでしたか?


前編・後編にわたってお伝えしてきた、うさぎの飼い方。うさぎを飼う前に、まずはしっかりとうさぎに対する知識を付け、そして生態を知り、しっかりと飼育環境を整えてあげることが大切です。


そして、うさぎも他の動物と同じように性格が十人十色。行動も性格も、同じうさぎは一羽もいません。まずは基本の準備をしっかりと整え、快適なうさぎライフを送れるようにしてあげましょう。


そして、日々のうさぎさんとのコミュニケーションを通してかけがえのないうさぎライフを楽しんでくださいね!


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