犬の気持ちを知る方法♪ 気持ちを知るためのポイントをご紹介します

by 編集部 2020.10.30

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「犬の気持ちが知りたい」と思うのは犬好きなら当たり前のこと。じつは犬は全身でたくさんのことを伝えています。しっぽや鳴き声だけでなく、仕草や行動からも犬の気持ちを読み解くことができます。例えば、あくびなどの仕草にもメッセージが込められていることがあるのです。それぞれにどんな意味が込められているのかを知ることで、愛犬との距離がもっと縮まるかも? 気持ちを知るためのポイントをご紹介します。

しっぽからわかる犬の気持ち

犬のしっぽ

犬のしっぽは走ったり、泳いだりするときに、バランスをとるために使われますが、気持ちを伝えるためにもよく使われます。 コーギーなど犬種によっては、子犬の頃に断尾され、しっぽから気持ちが読み取りにくいこともあります。しっぽで読み取れないかわりに、仕草や行動、耳の動きなどを見るとよいでしょう。

しっぽが上がっている

犬のしっぽが上がっているときは、主に集中や興奮の表れです。 遠くに何か気になる音やものがあったときに、集中してしっぽが上がります。 興奮の場合は、例えば「攻撃したい」というネガティブなケースや「遊びたい」というポジティブなケースがあるため、その場の状況や犬の性格、ほかの身体のサインを見逃さないようにしましょう。

しっぽが下がっている・足の間に巻き込む

犬のしっぽが下がっていたり、足の間にきゅっと巻き込んでいるときは、主に集中・中立・警戒・緊張・恐怖の表れです。 しっぽが下がっているときは何かに集中している場合もありますが、足の間に巻き込んでいるのは警戒や恐怖によるためで、かなりの緊張状態にあります。 しっぽが下がっていたり、足の間に巻き込むのは「怖くて動けない」「敵意はありません」といったサインです。相手がその場から離れない、近づいて来て逃れられないという状況になると、自分を守るために攻撃行動に出ることもあるので、無理をさせないようにしてください。

しっぽを振る

犬がしっぽを振るときは、主に興奮、気持ちが動いた瞬間です。しっぽが上がっているときと同様に、攻撃的なときと嬉しいとき、どちらでもしっぽを振ります。「犬がしっぽを振っている=嬉しいとき」というイメージがあるかもしれませんが、必ずしも嬉しいわけではないことを覚えておきましょう。

また、服従しているときや相手をなだめようとして低い位置で振ることもあります。

鳴き声(吠え声)からわかる犬の気持ち

吠える犬

犬は他の犬や人に対して、嬉しさや怒りの感情などを声で伝えることもします。

「ワンワン」と鳴く(吠える)

犬の吠え声といえば「ワンワン」「キャンキャン」ですが、吠えるのにはいろいろな理由があります。

・嬉しくて声が出てしまう
走って遊んでいるときや、飼い主さんが帰宅したときなど、楽しいや嬉しいといった気持ちが溢れて声が出てしまう場合があります。

・警戒、威嚇の吠え
散歩中に他の犬や知らない人に吠えるのは、警戒や威嚇によるものです。自分自身や縄張りを守ろうとする一種の防衛本能ですが、誰彼構わず吠えたり、対象がいなくなっても吠え続けるような場合には、散歩ルートの見直しやしつけが必要かもしれません。

「ウー」と唸る

低く太く「ウー」と言っているときは威嚇、怒っているときの声です。 食べ物やおもちゃ、ベッドといった自分のものを守ろうとするときや、嫌なことをされたときに唸ります。

「キャンッ」と高く鳴く

「キャンッ」という高い鳴き声は、何かにびっくりしたり、痛みを感じたときにとっさに出る声です。 犬同士や人とぶつかったり、不意に身体を触られたときなどにキャンッと鳴くことがあります。

人間も反射的に「イタッ」と言ってしまったり、子どもが驚いて泣いてしまったけれども、冷静になったらそれほど痛くなかった。というのと同じような反応です。

犬が落ち着いたら、歩き方がおかしくないか、身体を触ってみて嫌がったり痛がったりするところがないか丁寧に確認してください。

「キャンキャン」と長く鳴いている場合は、パニックになってしまっている可能性があるので、慌てずに一度落ち着かせてあげましょう。ただし、犬が全然落ち着かない場合や震えている場合には、大ケガをしている可能性があるので、早急に動物病院で診てもらいましょう。

「ウォーン」と長く鳴く(遠吠え)

犬は、狼のなごりで、遠くにいる犬とコミュニケーションをとるために遠吠えをすることがあります。 飼い主さんが出かけてしまったときに寂しさから遠吠えをする犬もいます。遠くにいる飼い主さんとコミュニケーションをしようという狼時代のなごりなのです。

また、救急車や消防車のサイレンの音に反応して遠吠えをする犬もいます。一説によると、サイレンの音が遠吠えの周波数に近いので反応してしまうことがあるようです。

「クーン」と鼻を鳴らす

犬が「クーン」と鼻を鳴らすのは、甘えたいときや寂しいとき、叱られた後などです。子犬の時期に多いですが、成犬になってからでも飼い主さんに甘えたいときなどに鳴くことがあります。

仕草からわかる犬の気持ち

犬を含む動物は身体の動きや仕草で相手に気持ちを伝える「非言語コミュニケーション」をとっています。自分や相手を落ち着かせるために「カーミングシグナル」といわれる行動をすることもあります。ここでは代表的なものを紹介します。

鼻をペロッと舐める

ごはんを前にして舌なめずりするのとは違う場合があります。緊張している自分や相手を落ち着かせるときに鼻をペロッと舐めることもあります。

あくびをする

あくびする犬

あくびは眠いときにもしますが、気持ちが表れている行動の場合もあります。 緊張が解けた後や飼い主さんに叱られているときなどに、「そんなに怒らないで」と飼い主さんに落ち着いてもらいたくてあくびをすることもあります。

身体をかく、身震いする

犬が身体をかいたり、身震いするのは、皮膚がむず痒い場合や水で身体が濡れてしまった後にも見られます。しかし、抱っこされたり触られたりなど、犬が不快に感じたり緊張した後でも同じ様な行動が見られます。気持ちを切り替えて落ち着かせるために、身体をかいたり、ブルブルと身震いをしているのです。

目をそらす

犬が目をそらすのは相手に敵意がないことを示しています。「あなたに危害を加えるつもりはありませんよ」という気持ちの表れです。

においをクンクンと嗅ぐ

犬がにおいを嗅ぐのはごく自然な見慣れた行動ですが、緊張したときに気を紛らわすために地面のにおいを嗅いで、自分を落ち着かせていることもあります。

行動からわかる犬の気持ち

飼い主の足に手をかける犬

犬の気持ちは身体の部位や仕草だけでなく、行動からも読み取ることができます。

片方の前足を上げる

犬が散歩の途中など、ピッと片方の前足を上げるのは、何かに集中・警戒しているときです。その犬にとって、気になる音やにおいがあったのでしょう。

人の足を鼻でツンツンする

飼い主さんにかまってもらいたいときなどに、「ねえねえ」と鼻でツンツンすることがあります。飼い主さんが反応してかまってくれることを知ると、甘えたいときに鼻でツンツンするようになります。

舐めてくる

親子や仲の良い犬同士でグルーミングをするように、飼い主に対しても同じように舐めてくれることもあります。 ただ必ずしもグルーミングとは限らず、口や手に美味しいにおいが残っていても、犬はにおいを嗅いで舐めてくるので、食べた後は手を洗ってから接するようにしましょう。

犬の気持ちを理解するには

飼い主さんとうれしそうな犬

犬は本当にたくさんの気持ちを伝えてくれています。 しっぽや声、仕草など一つ一つは簡単に見分けられるような気もしますが、耳の動き、目の開き具合、毛の逆立ちなど見るべきポイントはたくさんあります。 犬の気持ちを理解するには、その子の性格をよく知ること、そして行動と身体の動かし方をよく観察することが大切です。

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