飼育費用の項目別にみる犬種ランキングを発表! 診療費がかかるのはどの犬種? フードやトリミング費用などもご紹介!

by 編集部 2020.10.07

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「どんな犬を迎えよう?」犬を飼うことが決まったとき、きっと考えることでしょう。特定の好きな犬種がある人もいれば、家族環境やライフスタイルに合う犬種を選ぶ人、犬種関係なく保護犬を迎える人など、決め方はさまざまです。 その際忘れずに考えておきたいことは、お金のこと。犬種によって特性が異なるように、飼育費用も犬種によって異なるものです。そこで今回は、飼育費用の項目別にみる犬種ランキングをご紹介します。


診療費がかかるのはどの犬種?

たくさんの犬

アニコム損保の2020年の調査によると、犬の年間飼育費用で、お金がかかる項目TOP3はフード、診療費、保険料ですが、まず着目したいのが「診療費」。ケガや病気などもしものときに必要となるものですが、最も費用がかかるのはどの犬種でしょうか


診療費がかかる犬種ランキング

順位

品種

費用(円)

1

ラブラドール・レトリーバー

124,038

2

フレンチ・ブルドッグ

119,345

3

パグ

96,667

4

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

73,472

5

カニーンヘン・ダックスフンド

64,964

6

ジャック・ラッセル・テリア

63,486

7

ミニチュア・ダックスフンド

63,207

8

ゴールデン・レトリーバー

60,200

9

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

59,657

10

マルチーズ

48,667

11

シー・ズー

48,495

12

パピヨン

46,973

13

ポメラニアン

46,884

14

チワワ

45,580

15

トイ・プードル

43,330

16

40,786

17

ミニチュア・シュナウザー

40,624

18

ミニチュア・ピンシャー

39,700

19

ヨークシャー・テリア

32,408

20

混血犬(体重10kg未満)

31,415

※犬全体の平均は51,939円


診療費がかかる犬種No.1はラブラドール・レトリーバー

診察されるラブラドール・レトリーバー

犬全体の平均診療費が51,939円であるのに対して、No.1となったラブラドール・レトリーバーは124,038円で、犬全体の平均の2倍以上の支出になっています。『アニコム 家庭どうぶつ白書2019』によると、ラブラドール・レトリーバーで最も多い病気は皮膚疾患と言われていて、お肌がデリケートな一面を持っています。また、耳の疾患や腫瘍は、他の犬種に比べてかかりやすいことが分かっています。


診療費がかかる = 飼いにくい?

では、診療費がかかるからと言って、飼いにくい犬種と言えるのでしょうか。必ずしもイコールとは言えません。もちろんお金がかかるということは、金銭面で家計への負担となることは事実です。しかし、そもそも犬を飼うなら金銭面はある程度の備えをした上で迎えるべきです。もしもに備えて、ペット保険に加入しておくといった診療費への対策をしておくこともできます。


実際に、ラブラドール・レトリーバーは大型犬の中で1位2位を争う人気犬種ですし、全体でもTOP20 に入るほど人気があります。また、家庭犬としてだけでなく、盲導犬や警察犬などの使役犬としても多く活躍している犬種で、人と活動することを喜びとし、知性も兼ね備えています。もし、本当に飼いにくい犬種ならば、人気犬種ランキングの上位に入らないのではないでしょうか。診療費がかかることは事実、でもそれ以上の魅力があることも事実と言えるのではないでしょうか。



フード・おやつの費用がかかる犬種は?

ゴールデン・レトリーバー

続いて、フード・おやつの費用についてです。フード・おやつは身体の大きさに準じて、費用が高くなりそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。ランキングを発表いたします。


フード・おやつの費用がかかる犬種ランキング

順位

品種

費用(円)

1

ゴールデン・レトリーバー

118,700

2

ラブラドール・レトリーバー

107,704

3

フレンチ・ブルドッグ

102,595

4

混血犬(体重10kg以上20kg未満)

83,550

5

シー・ズー

70,495

6

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

66,400

7

ポメラニアン

62,374

8

パグ

59,136

9

ジャック・ラッセル・テリア

58,478

10

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

58,014

11

ミニチュア・ピンシャー

56,957

12

ミニチュア・ダックスフンド

55,171

13

カニーンヘン・ダックスフンド

55,143

14

ミニチュア・シュナウザー

54,812

15

トイ・プードル

53,644

16

52,255

17

マルチーズ

45,792

18

混血犬(体重10kg未満)

44,226

19

ヨークシャー・テリア

44,102

20

パピヨン

41,513

※犬全体の平均は57,900円



フード・おやつの費用がかかる犬種No.1はゴールデン・レトリーバー

フード・おやつ部門でNo.1となったゴールデン・レトリーバー。人気犬種ランキングでは14位、大型犬だけでみれば第1位となっている人気犬種です。温厚な性格で、家庭犬向きである犬種と知られていますが、フードやおやつの費用がある程度かかることは覚悟しておいた方がよさそうです。


上位5位のうち、3犬種は大型犬が占める結果となっています。やはり身体の大きさに準じて、フード・おやつの費用が高くなることがわかります。しかし、TOP10 入りした中には小型犬のポメラニアンやパグなども含まれていて、必ずしも身体の大きさだけで費用が比例していく訳でもないようです。例えばフレンチ・ブルドッグやジャック・ラッセル・テリアは、比較的活発な性格で活動量も多い犬種なので、食欲旺盛な子が多いことが影響しているかもしれません。


フードの種類や値段はさまざまですし、小型犬だろうと、体質によっては療法食が必要となる場合もあります。その場合、いわゆる通常のフードに比べ、費用は高くなります。また、もしアレルギーがあれば与えられるフードやおやつの幅も狭まる可能性があります。


シャンプー&トリミング費用をかけている犬種は?

トイ・プードル

シャンプー&トリミング費用についてです。トリミングが必須の犬種はやはり費用が高くなるものなのでしょうか? ランキングは以下の通りです。


シャンプー&トリミング費用をかけている犬種ランキング

順位

品種

費用(円)

1

トイ・プードル

69,524

2

シー・ズー

58,102

3

マルチーズ

49,250

4

ヨークシャー・テリア

48,098

5

ゴールデン・レトリーバー

46,423

6

ミニチュア・シュナウザー

45,005

7

ミニチュア・ダックスフンド

43,716

8

ポメラニアン

41,690

9

混血犬(体重10kg未満)

39,238

10

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

32,985

11

チワワ

32,600

12

パピヨン

32,231

13

カニーンヘン・ダックスフンド

30,221

14

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

27,292

15

25,686

16

混血犬(体重10kg以上20kg未満)

24,405

17

パグ

23,818

18

ラブラドール・レトリーバー

18,289

19

ジャック・ラッセル・テリア

14,736

20

ミニチュア・ピンシャー

12,130

※犬全体の平均は40,899円


シャンプー・トリミング費用のNo.1はトイ・プードル

シャンプー・トリミング費用のNo.1はトイ・プードルということがわかりました。トイ・プードルは人気犬種No.1として根強い人気を誇る犬種です。毛が伸び続けるのでトリミング必須の犬種となるため、シャンプー・トリミング費用は他犬種に比べかかってしまいますが、抜け毛が少ないといった利点もあります。


しつけ・トレーニング費用をかけている犬種は?

  ラブラドール・レトリーバーと男の子

しつけ・トレーニング費用をかけている犬種を見てみましょう。ランキングは以下の通りです。


しつけ・トレーニング費用をかけている犬種ランキング

順位

品種

費用(円)

1

ラブラドール・レトリーバー

32,538

2

ミニチュア・シュナウザー

24,754

3

パピヨン

17,051

4

ジャック・ラッセル・テリア

13,972

5

混血犬(体重10kg以上20kg未満)

12,000

6

トイ・プードル

11,830

7

混血犬(体重10kg未満)

11,810

8

ミニチュア・ダックスフンド

9,994

9

チワワ

9,116

10

カニーンヘン・ダックスフンド

8,036

11

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

7,800

12

ヨークシャー・テリア

6,102

13

シー・ズー

5,048

14

フレンチ・ブルドッグ

4,919

15

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

4,861

16

4,795

17

パグ

4,545

18

ポメラニアン

3,841

19

ゴールデン・レトリーバー

3,833

20

ミニチュア・ピンシャー

2,500

※犬全体の平均は10,393円


しつけ・トレーニング費用のNo.1はラブラドール・レトリーバー

しつけ・トレーニング費用のNo.1はラブラドール・レトリーバーでした。診療費の部分で前述したように、ラブラドール・レトリーバーは使役犬としての活躍でも知られている犬種で、人と一緒にお仕事をすることを喜びとし、知性を兼ね備えた犬種です。そういった犬種の特性も活かして、しつけ・トレーニング費用をかけているのかもしれません。


ドッグランなど遊べる施設の費用を最もかけているのは?

  うれしそうに走るゴールデン・レトリーバー

愛犬を思いっきり走らせてあげたい!他のワンちゃんと遊ばせたい!そんなときに利用するドッグランですが、利用料金は無料のものから有料まで種類はさまざまです。飼い主さんの中にはお休みの日にドッグランなどの遊べる施設に行く人もいるでしょう。ドッグランなどの遊べる施設を楽しんでいるのはどんな犬種なのでしょうか?


ドッグランなど遊べる施設の費用をかけている犬種ランキング

順位

品種

費用(円)

1

ゴールデン・レトリーバー

14,200

2

フレンチ・ブルドッグ

8,568

3

混血犬(体重10kg未満)

8,005

4

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

7,861

5

ラブラドール・レトリーバー

5,288

6

チワワ

5,080

7

パグ

4,795

8

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

4,575

9

シー・ズー

4,484

10

トイ・プードル

4,361

11

ジャック・ラッセル・テリア

7,800

12

ミニチュア・ダックスフンド

3,632

13

2,926

14

ミニチュア・ピンシャー

2,900

15

マルチーズ

2,708

16

ポメラニアン

2,698

17

カニーンヘン・ダックスフンド

1,821

18

ミニチュア・シュナウザー

1,711

19

ヨークシャー・テリア

1,376

20

混血犬(体重10kg以上20kg未満)

800

※犬全体の平均は4,758円


ドッグランなど遊べる施設の費用、No.1はゴールデン・レトリーバー

ドッグランなどあそべる施設の費用を最もかけているのは、ゴールデン・レトリーバーでした。フード・おやつの費用でもNo.1となったゴールデン・レトリーバーですが、ドッグランなどで遊ぶのも大好きなようです。身体を動かすことが好きで、友好的な性格であることなどからドッグランで遊ぶのが上手なのかもしれません。


洋服費用をかけている犬種は?

パグ

犬に洋服を着せることは、ファッションを楽しむということだけでなく、抜け毛や汚れ対策といったメリットがあります。また、体温調節を助けたり、運動機能をサポートするといった機能的な洋服まであります。洋服費用を最もかけているのはどの犬種でしょうか。


洋服費用をかけている犬種ランキング

順位

品種

費用(円)

1

パグ

19,909

2

トイ・プードル

18,418

3

ミニチュア・ピンシャー

17,450

4

フレンチ・ブルドッグ

17,432

5

チワワ

16,772

6

カニーンヘン・ダックスフンド

16,286

7

混血犬(体重10kg未満)

16,270

8

ラブラドール・レトリーバー

15,616

9

ゴールデン・レトリーバー

13,267

10

マルチーズ

12,758

11

シー・ズー

12,625

12

ミニチュア・ダックスフンド

11,615

13

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

10,650

14

ヨークシャー・テリア

10,061

15

混血犬(体重10kg以上20kg未満)

8,850

16

ポメラニアン

7,556

17

ミニチュア・シュナウザー

7,333

18

ジャック・ラッセル・テリア

7,250

19

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

6,819

20

パピヨン

6,518

※犬全体の平均は12,941円


洋服費用のNo.1はパグ

洋服費用を最もかけているのはパグでした。鼻ペチャで少し困ったような愛嬌のあるお顔のパグですが、その特徴でもある鼻ペチャの短頭種の犬は温度調整が苦手なため、暑さや寒さに弱い傾向にあります。そのため、暑さ対策や寒さ対策として洋服を着せる飼い主さんが多いのかもしれません。また、皮膚疾患にかかりやすい犬種でもあるため、皮膚を守るために洋服を着せるといったケースもありそうです。


さいごに

男の子に抱っこされるチワワ

犬を飼うことはお金がかかること。今回ご紹介したランキングの費用はほんの一例で、あくまで平均ですが、犬種ごとに特性があり、費用のかけどころもそれぞれ異なります。さらに犬種ごとに特性はあるものの、人間と同じように犬も一頭一頭個性があるものです。その子によって、かかる費用はさまざまであることを踏まえつつ、犬を迎えるときの参考にしてみてくださいね。



※本記事のランキングデータは、アニコム損害保険株式会社の独自のアンケート調査の結果をまとめたものです。

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