犬が快適に寝るためには、どんな環境がよいの?

2020.09.09

ADVERTISEMENT

みなさんの愛犬は普段どこで寝ていますか?ケージの中で寝るのを好む犬や、ソファーやベッドなどで寝るのを好む犬などさまざまだとおもいます。せっかくなら、愛犬が安心して寝ることができる環境を整えてあげたいですよね。では、どんな環境が犬にとって快適な寝床なのかについて解説していきます。

寝る場所はどんなところがベスト?

犬と犬の家

犬が安心して気持ちよく眠れる場所を用意してあげることは、犬の心身の成長にとって大切なことです。では実際どんな場所が良い場所といえるのでしょうか。まずは犬の習性から順に考えてみましょう。

じつは暗くて狭いところが好き

犬はもともと巣穴で暮らしていました。そのため広い部屋よりも狭く薄暗い場所の方が安心することができます。
1番良いのは「クレート」と呼ばれるハウスです。全体的に囲われているので光が入りにくく、巣穴のような安心感が得られます。
とはいえ体勢を変えられないほどでは狭すぎるので、犬がクレートの中で1周回れるくらいの広さは必要です。犬の成長に合わせて、サイズも新調してあげましょう。

水皿やトイレなどと寝床が一緒になっているケージタイプは、クレートに比べて光が入りやすいので中にクレートを入れてあげるか、大きめのタオルや段ボールなどで天井部分や側面を覆ってあげるといいです。

トイレと寝床は別々の場所に

犬はとてもきれい好きな動物で、寝床を汚すことを嫌います。
これも巣穴で暮らしていたときからの習性の一つなのですが、巣穴の中で排泄してしまうと菌や虫などが繁殖しやすく衛生的に保てないことを知っています。そのため、母犬は子犬のおしりを舐めて刺激することで排泄を促し、そのまま舐め取ってしまうのです。子犬が成長し、自分で排泄のコントロールができるようになると、巣穴の外に出て排泄をするようになります。

トイレのしつけがある程度できたらトイレと寝床は別々の場所にするほうが、犬も快適に寝ることができるでしょう。

寝床は落ち着ける場所に

寝床の場所も大切です。廊下や扉付近など人の行き来が多い場所、音や光を受けやすいテレビの近くやエアコンの風が直接あたる場所は避けましょう。
また、警戒心が強い子や不安になりやすい子などは外の人の気配や音が気になってしまうので玄関や窓から離した場所を選んであげてください。

リビングや飼い主さんの部屋など、飼い主さんの気配を感じられる部屋で刺激を受けにくい場所が良いです。

落ち着ける場所を用意するという点では寝床が1つである必要はないので、メインの場所にクレートやケージをおいて、他の場所にはタオルや毛布などで落ち着ける場所を作ってあげるのもおすすめです。

犬用ベッドは用意すべき?

クッションの上で寝る犬

フローリングやケージ内の床は固いので、関節の痛みや脱毛、長く放置していると「床ずれ」などの症状が出てしまうこともあります。
何より犬もふかふかした場所が大好きです。ペット用のベッドとまではいかなくても、使い古したバスタオルやTシャツの古着などを重ねてベッドとしても良いのです。

大型犬やシニア犬などは専用のベッドを用意してあげましょう。大型犬は体重が重く体にかかる負担が大きいですし、シニア犬は寝ている時間が長かったり寝返りが打てなかったりするのでクッション性の高いものがおすすめです。

飼い主と一緒に寝るのは大丈夫? 気を付けることは?

ベッドに乗った犬をしつける様子

犬と飼い主さんが一緒に寝ること自体に問題はありません。一緒に寝ることで安心したり幸せを感じたりすることもあるでしょう。では、どんなことに気を付けてあげればよいのでしょうか。

まず、しつけは必要です。飼い主さんの指示でベッドから降りられるようにしつけること、時にはクレートなど別の場所で寝かせることもしつけておきましょう。一緒に寝ることが当たり前になってしまうと、犬が飼い主さんに依存してしまい、離れることで大きなストレスを感じやすくなってしまうためです。

また、災害時など不測の事態では、不安だらけの環境下で飼い主さんとも離れて過ごすことになるかもしれません。その他にも、愛犬と旅行をする場合にも、宿泊先によっては人のベッドでは犬が一緒に寝ることができないところもあります。日頃からいろいろな場所で寝られるよう練習しておくと安心です。

その他、一緒に寝ることで双方が気持ちよく熟睡できないこともあります。一緒に寝ることで飼い主さんが思うように寝返りを打てなかったり、熟睡できなかったり。反対に犬が圧迫されたりベッドから落ちてケガをしてしまったりする恐れもあります。一緒に寝るときにはベッドのサイズを大きくしたり、床に布団を敷いたりするなどの工夫や注意が必要です。

犬の年齢と睡眠時間に関係はある?1日の平均睡眠時間は?

眠る秋田犬

犬も人と同じで年齢や生活環境によって睡眠時間が変わってきます。
成犬の1日の平均睡眠時間はおよそ12時間といわれています。人よりも睡眠時間は長いですが個体や生活環境によっても異なります。
また、犬は人と違い深い睡眠よりも浅い睡眠をたくさんするので、「すぐに起きちゃう」と心配しなくてもトータルで睡眠時間が取れていれば大丈夫です。

子犬の睡眠時間

子犬の睡眠時間は成犬と比べると長く、18時間以上は必要だと考えられています。睡眠時間が短いと、心身の成長に影響を及ぼすなど病気の原因になることもあります。

人では、「寝る子は育つ」といわれていますが、それは犬も同じです。
子犬の時期は特にかわいいですが、構いすぎはよくありません。安心してゆっくり眠れる環境を整えてあげ、寝ている場合には無理に起こさずそっとしておいてあげてください。

シニア犬の睡眠時間

高齢になると体力も落ち、疲れやすくなるため、眠って過ごす時間が長くなります。健康状態によっては食事や排泄時以外の時間を眠って過ごす犬もいるでしょう。
睡眠は大切ですが、高齢だからと家の中だけで過ごしていると運動機能が低下し、体力も落ち老化のスピードを早めてしまうことにもなります。
動けるようであれば、ゆっくりでいいので家の周りを歩いたり、歩くのが難しい場合にはペット用のバギーなどに乗せて外の風やにおいを嗅いだりすることが良い刺激になります。

愛犬に快適な寝床を

ソファの上で飼い主に抱かれて眠る子犬

犬は1日の半分以上を眠って過ごします。せっかくなら、少しでも快適に寝てもらいたいですよね。そのためにも、ベッドや環境を整えること、日々適度な運動を取り入れてあげることが大切です。

ADVERTISEMENT
コメント0